「木彫りの熊」って!?
今日テレビで「カムイの夜明け」という、昔から北海道のお土産でお馴染みの「木彫りの熊」のルーツを俳優の宇梶剛士が探る番組をやってました。
必ずと言っていいくらい北海道のお土産屋さんには「木彫りの熊」が置いてありますよね! あの鮭をくわえたヤツ!!
アイヌの民芸品だと思ってましたが実はそうではなかったみたいですね。
熊の木彫りの発祥は道南の八雲町で、北海道で一番最初に作られた「木彫りの熊」が八雲町の郷土資料館にありました。
しかもそのルーツはなんとヨーロッパのスイス!!
明治から大正にかけ尾張徳川藩の家臣が入植し、徳川農場で農作物(馬鈴薯)を作っていました。
しかし当時の入植者達の生活は困窮し、まして冬の北海道は作物が育たないので家臣を飢えさせないために尾張徳川19代当主 徳川義親が1837年頃ヨーロッパ旅行の際、立ち寄ったスイスで「木彫りの熊」を見つけ、それを持ち帰り入植者たちに冬の間これを作って売ることをアドバイスしたのが始まりでした。
そしてアイヌの松井梅太郎という人物が八雲でその技術を学び、旭川に持ち帰ってアイヌ人々に広めたのがきっかけとなり、北海道(特にアイヌ)の民芸品として定着したようです。
八雲の郷土資料館にあった「木彫りの熊」は手のひらに乗るくらいの大きさで、その横には最初の「木彫りの熊」のモデルになった「木彫りの熊」がありました。
このモデルになった「木彫りの熊」と同じ物を探しにスイスまで行くんですが、ブリエンツという村でこれに似たものを見つけました。
うちの実家にも昔からあったんですが、まさかルーツがスイスなんて思ってもみませんでした。
そして地元の隣町の八雲町が尾張藩から入植者に入った町だとは知らなかった…。
やはり歴史は深くて面白い!!
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